2007年5月17日午前10時半ごろ、仕事中に突然右胸と右肩の痛みが発生した。
あまりに痛いので、会社の近所の病院に行く事にした。
病院までは約300メートル。この距離を歩くだけで痛みで挫折しそうになった。
診断結果は「気胸」で、レントゲン及びCTにより診断された。
紹介状を書いてもらい、去年入院していた病院にて(あまり気が乗らないが)治療する事にした。
病院に到着後、「即入院」を言い渡された。
Wikipediaにも掲載されているようだが、私の場合は「自然気胸」であり、「ブラ(Bulla)」が破れたのだろうとの事。
初回だったので、開胸手術等による治療は遠慮する事にした。
治療は午後4時くらいから始まった。
メスで1センチぐらいの切込みを入れて、ドレナージのチューブを胸腔内に差込み、結構大きな注射器で、空気を抜くわけだが、この空気を抜くときがもっとも痛かった。
右上の画像は「ドレナージ(ドクターはモスキートと呼んでいた)」を設置した後の写真である。
この「ドレナージ」にはワンウェイバルブ(弁により機能していた)が仕込んであり、胸腔内の空気を排出するものである。
この場合は、肺に開いた穴は自然治癒により治療することが目的であり、穴が大きい場合は治らないことがあり、その場合は手術により、根本的な治療が必要になるとの事。
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